病を得て 産まれた 「曼荼羅」
ー2012年の2月に肺癌・余命半年を告げられました。抗癌剤は不適合で放射線のみの治療を続けました。
木曽川で産湯を浸かったと豪語するほど泳ぎは得意でしたが 体力をつけるため、はじめてコナミで正式な泳ぎを習い「こんなに面白いとは知らなかった」と夢中で通いました。 体調を戻し2013年9月のA・C・S、‘14年 銀座 中和ギャラリーでの復帰展の作品(油彩画・版画)を中心に展示します。
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私の曼荼羅
昨年の春、思わぬ大病をした。
余命を告げられ身の不運と残された時間に
思いを馳せながら、遺言として描き始めた作品群。
それは真に描く事が、そのまま祈りとなった。
しかし私の祈りは届くだろうか?
死んだ者たちに……。
生きとし生けるものたちに……。
(市橋/2013 .05)
版画芸術204号にご掲載いただきました。
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