No.508【 山本近子 銅版画展 】10月11日(土) 〜 25日(土) まで


「 今年で戦後80年となった。 時の流れをどう感じるか。マスメディアが多く戦争を取り上げているが、戦争を知らない子供たちである私を含めた多くの日本人は遠い昔の出来事であるように この平和を当たり前に過ごしているが、今も世界のある所では武力紛争により多くの破壊と犠牲者を出している。日本の納税者である私たちは形を代え加担していることになるのだが、対岸の火事。平和ボケである。  ある日の朝ドラの台詞で「この戦争がなかったら………。」「この戦争さえなかったら………。」が心に残る。310万人の命、破壊のない日常生活があったならどんな未来になっていただろうか。過去が違えば別な未来になることは必然である。今の私の存在も無い。現在を生きる私には想像できないが、権力による武力闘争のない、人間の尊厳が無視されない未来であってほしいと願望する。 私は過去の基に成り立つ自己存在の不思議を大切に感じ、無限の中から拾い出した形を刻む制作が続けられる私の未来にしたいと思っています。」            (8月15日  山 本)


「青の過去と未来 - 30」   365 X 450mm  Ed.10

「青の過去と未来 - 36」  150 X 365mm  Ed.10


「青の過去と未来 - 42」  150 X 182mm  Ed.10

「青の過去と未来 - 42」 部分

「青の過去と未来 - 36」  150 X 182mm  Ed.10



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Gallery A・C・S

ようこそアートの森 ギャラリーA・C・Sへ 山に木を植える男の話があります。コンクリートの白い街に、月に1本づつ木を植えるように、 心のオアシスになるすばらしい作品の展覧会を開いていきたいと願っています。ぜひお運びください。