「奥三河の山深い所に祖父の植えた銀杏林があります。11月初旬から2~3週間、この林は黄金の空と絨毯に変わります。
銀杏一色の世界に身を置くと、この世に存在する黄色で、これほど美しい黄色は他に無いだろうと、思わずにはいられません。
静寂の林間で一人スケッチをしていると、銀杏の葉が宙を舞う気配に、こんな優しい音があったのかと気付かされます。
現場に行くからこそ研ぎ澄まされる私の五感。それを大切にしたいと思います。」 荻野
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「void 21-D-2」 25 X 25cm 紙に水彩・パステル
「残された木 20 -D-1」 25 X 25cm 紙に水彩・パステル
「気配21-L-1」 26 x 26 cm リトグラフ
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