銅版画・その他
線は
対象のカタチをなぞっているかと見えたとしても
対象のどこにも そんなカタチの線はなく
かと言って 私が予めイメージした線でもなく
線は
対象と 私と ペンと紙
その関係の中 その刹那 生まれたもの
対象を描写することは 線と”出会う”ための口実
世界は 線を”奏でる”ための”楽譜”
表現って そういうことだと思う
(山口)
「wie aus der ferne l 」
387x565mm 紙版画 多色刷り
「wie aus der ferne '17-XI」
385x198mm 紙版画 多色刷り
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