金色に枯れた冬の葦辺。
水面の晴れやかな空のグラデーション。
いつも意識するのは、水性木版の「摺り」で和紙に顔料を重ねていくこと。
色と色が寄り添い響き合ってくれたらと考えながら何度も摺り重ねる。
そして祈るような気持ちで最後の色を乗せる。
そんなヒリヒリした瞬間がやっぱり好きなんだと、
今回の作品たちに気づかされたように思います。 (近藤)
左:「めぐりゆくもの」 、奥左:「春萌す(きざす)ほとり」、 奥右:「浮生(fusei)」
「めぐりゆくもの」 91x45cm 木版 Ed.8 2024
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左:「返照」 28 x 20cm 木版 Ed.30 2024
「みずたまり」 29 x 40cm 和紙・水彩・パステル 2022
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